始めて家電リサイクル法対象であるテレビを、指定取引場所に自分で持って行って廃棄しました。
手続き方法や、捨てに行く場所が分かりづらかったので江戸川区や西葛西の皆さんの参考になればと思い記事にしたいと思います。
家電リサイクル法とは
今では家電リサイクル法の存在を知らない人はいないと思いますが、簡単に説明しておきます。
以前は粗大ゴミで捨てられていたテレビ、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機は2001年4月1日から家電リサイクル法という法律で別ルートで廃棄しなければいけなくなりました。有料です。
※テレビはブラウン管式・液晶式・プラズマ式すべて
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何故自分で捨てに行くのか
今までは家電リサイクル法対象の製品は、何の疑問もなく買い替えの時に、電気屋さんに古いものを持って帰ってもらっていました。
新しくてまだ使える家電ならヤフオクやメルカリなどのリサイクル販売、また大型の家電ならジモティーで近隣の人に譲ったり、引取り限定で無料で差し上げます。という方法もありますね。
しかし今回の対象品は、買い替えやリサイクルではなく故障したテレビです。
販売店に引き取ってもらう方法もありますが、古いためどこで買ったのかもわかりません。
自分でもちょっとした手続きをすれば廃棄できることは知っていましたので指定引取場所に自分で持ち込むことにしました。
自分で持ち込む場合は家電リサイクル料金のみ必要で、中間業者さんに払う運搬料金(概ね3,000円弱)がかからないこともわかりました。
調べたら西葛西から車で5分ほどの葛西トラックターミナル内に持っていけばいいことがわかり、冷蔵庫や洗濯機は重いので大変だけどテレビなら運べると思い、運搬料金もかからないのならば一度自分で捨てに行こうと思いました。
まず郵便局で家電リサイクル券を買う
郵便局の窓口に家電リサイクル券用紙というのが備え置かれていますので、その用紙に住所、氏名など必要事項を記入して所定の料金を窓口で支払ます。
この料金というのは、家電の種類、メーカー、大きさなどで決まっています。事前にネットで料金やコードを調べることもできますが、郵便局の窓口に誰でも閲覧できるように冊子が置かれているのでそれで調べることも可能です。
ここで重要なのが家電リサイクル券には、住所氏名以外に「製造業者等名コード」「品目・料金区分コード」「料金」を自分で調べて記入しないといけません。
ここがちょっと面倒な点ですね。
今回廃棄する家電はシャープのテレビ32型だったので、このようにコードを記入します。
こんな感じで赤丸の箇所のみ記入して、この冊子をそのまま廃棄場所の係りの人に渡すだけ。
どこに捨てにいくの?
葛西トラックターミナル内
西葛西から一番近い指定廃棄場所は葛西トラックターミナル内にあります。
その2号棟に岡山県貨物運送㈱江戸川営業所というところがあります。その営業所の一番奥の端っこに廃棄場所があります。
岡山県貨物運送㈱江戸川営業所
江戸川区臨海町4-3-1 葛西トラックターミナル2号棟
03-5667-7060
営業時間(9:00~12:00、13:00~17:00、昼休憩 12:00~13:00)
なお、受付終了は営業時間の30分前とさせて頂きます。
※注意※
営業日は日祝が休み、土曜日は午後休み、月1程度で平日や土曜休みの日もあるので予め営業日を確認して行くのをおすすめします。
ここはトラック配送業者の方が主に利用する施設ですので、「家電リサイクル廃棄はこちら」などという案内は構内にはないので最初は戸惑いました。
車の入口には守衛さんみたいな方が「敬礼」で軽く挨拶してくれますがノーチェックで通過できます。
入口を入り道なりに進むと、右側に同じようなターミナル建物がいくつも並んでいて、一番奥に見える建物が1号棟なのでその手前の2号棟です。
2号館の通路に進入したら真ん中あたりに「岡山県貨物運送㈱江戸川営業所」の看板と事務所が見えてきますが、受付はここではありません。
受付場所は2号館の通路の一番奥のプレハブ小屋です。突き当りまで車で行くと係りの人が出迎えてくれます。
初めてのトラックターミナル内進入で、ちょっとワクワクします。
見学するとこじゃないけど子供(孫)に見せたら喜びそうだなぁ。働く車カッコイイ💖
捨て方↓
捨てる家電を車から降ろして(係りの人が出てきてくれて手伝ってもらえます)、家電リサイクル券の綴りを全部そのまま渡したら手続きは終了。
後は「オカケン」さんのハンコを押して綴りの②③④の用紙を返してくれます。その場で何か聞かれたり、さらに記入することもありません。
あっという間に手続き完了です。電気屋さんや回収業者の方はここに廃棄に来てたんですね。
まとめ
今までは家電リサイクル法の対象品を廃棄するのは電気屋さんや、回収業者さんにお願いするしかないと思っていましたが、実際に自分で廃棄をやってみるとちょっと手間はかかるものの、簡単にできて、運搬料金がかからないことがわかりました。
車で運べるという方はぜひ一度ご自分でも廃棄をやってみてください。ご参考になれば幸いです。
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