もくじ
来店前に把握している情報
ハロー。今回お邪魔したのは東葛西5丁目にある「ハロー ベトナムレストラン」さん。西葛西・葛西近辺はインド料理屋が多いことで知られていますが、ベトナム料理にはあまりなじみがありませんね。事前に調べてみても、どんな味なのか見当もつかないメニューがちらほら。いったい、なにが食べれるのでしょうか。
ハロー ベトナムレストランの感想
お店の外観
なんか、意外と地味ですね。インド料理屋だと、ヒンドゥー教のシンボルであるオレンジを使うことが多いのですが。
ちなみに、「ハロー」のスペースは右側半分のみ。左側はベトナム雑貨を売るお店です。中でつながっていますけどね。
店内の雰囲気
店内ではBGMとして、ベトナムのポップスが流れていました。
日本のポップスがJ-POP、韓国のポップスがK-POPなら、ベトナムのポップスはV-POPとでもいうのでしょうか。
実際調べてみると、やっぱりV-POPっていうみたいです。
流れていたのはず~っと、バラードばっかり。
3曲続けて、バラードばっかり。V-POPには、アップテンポな曲はないのでしょうか。
メニュー
メニューにはフォーが多いです、フォ~!
フォーのほかには、ビーフンのセットもあります。
ビーフンとは米粉で作った麺のこと。
日本でもビーフンはおなじみですが、どちらかというとスープのない「焼きビーフン」のイメージがあります。
でも、「そば」と「焼きそば」が別の料理であるように、「ビーフン」と「焼きビーフン」も別の料理みたいです。
今回は「かにビーフンセット」をオーダー。
おすすめメニュー
こちらがかにビーフンセット。
赤いスープだから、辛い味なのかと思いきや、意外とあっさり系。
実は、スープの中にトマトが入っていて、このスープの赤みもトマトの実をすりつぶしたものなのです。
ちなみに、薬味もありますよ。
セットには春巻きもついています。中にもビーフンが入っています。
こうやってベトナム料理を食べてみると、ベトナムは米文化だというのがよくわかります。
あ、「アメリカ文化」じゃないよ。「コメ文化」ね。
ビーフンは米粉で作られているのですが、
春巻きも米粉で皮が作られ、春巻きの中身もビーフン。
なんでもかんでも米で作ります。
それもそのはず。ベトナムは、米の生産量も消費量も世界第5位!
日本人よりも米を作り、日本人よりも米を食べているのです。
一方、小麦は涼しくて乾いた土地を好むので、高温多湿なベトナムでは小麦が育ちにくく、小麦料理も発展しなかった、とも言えます。
「どうしてこんな料理が生まれたんだろう?」と思いをはせながら食べるのも、エスニック料理の醍醐味です。
そしてデザートもあります。
緑の寒天が入った杏仁豆腐? それともヨーグルト?
イヤイヤ、この白いのは液体なのです。
だったら、牛乳? 飲むヨーグルト?
なんと、これも米粉を溶かしたもの!
どんだけ米尽くしなんだよ!
めちゃくちゃ甘くておいしかったです。
ハロー ベトナムレストランの詳細
営業時間
ランチ 11:00~15:00
ディナー 17:00~23:30
定休日:水曜日
住所・お店への行き方
東京都江戸川区東葛西5-8-3
お店があるのは葛西駅の北口。
メインの大通りをまっすぐ北へと進みます。
まず目指すのは「長島町交差点」のバス停。
このバス停を過ぎたら、右折して路地に入ります。
次の交差点を右に曲がると、お店がすぐに見えます。
子ども連れ客への対応
子ども連れ客に対する対応は、とくには見られませんでした。
ランチ・女子会で使えるか
女性はこういったヘルシーな料理、好きなのではないでしょうか。
感想のまとめ
食こそ、最高にして最善の異文化交流!
ベトナムのことについていろいろ調べるより、勉強するより、ベトナム料理を食べることこそが最高の方法です。
食べてから、「なぜこんな料理が生まれたのだろう?」「なぜこの国はこういう料理を食べるのだろう?」と考えるのも楽しいですよ。