もくじ
来店前に把握している情報
今回お邪魔したのは西葛西のお隣葛西駅の「カフェとインド家庭料理 レカ」さん。事前に調べてみると、こちらのレカさんは西インド料理を出すお店だそうで、特に家庭料理に特化しているとのこと。西葛西近辺は様々なインド料理屋がありますが、果たして今回はどんなお店なのでしょうか。
カフェとインド家庭料理 レカの感想
お店の外観
こちらがレカさんの外観。
線路に近い、ひっそりとした住宅街の中にあります。
看板によると、
二階には「江戸川インド文化センターとゼミ」という施設があるようです。
店内の雰囲気
店内にも、インドの民族衣装などが置かれ、さらに、インドの雑貨やお菓子が販売されており、中はインドそのもの。
一方で、日本の神棚も置いてあります。商売繁盛のため地元の神様を祀るのも大切です。
面白かったのが、
こんな冊子が置いてあったこと。
インドの文化について、いろいろなことが書いてある、まさにインドの教科書です。
インド人の性格を解説するページもあって、「日本人がインド人とうまく付き合っていくには」なんて言うのも書いてあります。また、「カースト制に関して誤解されがちなこと」を解説するページもあります。インドの方が書かれたみたいですが、全編、堪能な日本語なので読みやすいですよ。
メニュー表
メニュー表はこちら。
上にあげた冊子と紛らわしいので気を付けること。
黄色い方がインド文化の冊子で、赤い方がメニュー表です。
おすすめメニュー
今回はランチの定番、スペシャルセットをオーダー。カレーの種類は曜日ごとに変わります。
なんか、給食か機内食を思い出したのは僕だけでしょうか。
それほど量は多くないですね。ほかのインド料理屋だと、皿からはみ出るくらいのナンが出てきて、「食べきれるかなぁ」と心配になったりするのですが。
先ほどの冊子に西インド料理の特徴として「素朴」というのが書いてありましたが、なるほど、確かに素朴な感じです。
ところでこれは何だろう?
これはきっとナンだろう。
いや、ナンではない。なんにしては薄い!
これはチャパティ!
ナンが小麦粉にミルクを混ぜて作るのに対し、チャパティは小麦粉に水を混ぜて作ります。
他にもいろいろと違いがあるので、興味がある人は調べてみてね。
カレーは思ったほど辛くはなかったです。ほかの店では時にひーひー言いながら食べるのに。
個人的に一番おいしかったのはこのビリヤニ。
スパイシーで、日本人の舌にも合う味です。中に大きくやわらかいチキンが隠れていますよ。
ビリヤニって店によってはパクチーとかクセの強い香辛料を入れているのですが、ここにビリヤニはそんなこともなく、食べやすいです。
しかし、同じ「インド料理」でも、家庭料理に特化しているだけだって、また一味違いますね。インドという国は言語だけで800もあると言いますが、やはりそれだけ一つの国の中でもいろんな文化があるのでしょう。
食とは、最も手っ取り早い異文化コミュニケーションの方法です。
さて、これは何だろう?
……これは本当に何だろう?
まあ、見た目からなんとなくわかると思いますが、甘いです。デザートのお菓子です。
たぶん、茎のようなものを砂糖で煮詰めたものではないかと。和菓子などではなかなかない、超甘いお菓子です。こういったところもまた、異文化コミュニケーションです。
さて、店内でインドのお菓子を売っていたので、購入してお持ち帰り。早速食べてみました。
これは本当にいったい何だろう?
この渦巻き、名前もわからないのですが、見ても通り油で小麦粉をカラッと揚げたおせんべいみたいなもの。
うまいです。インドのスナック菓子みたいなものかな。これまた香辛料らしきものが若干の甘みをはらんでいて、それがおいしさを引き立てています。
カフェとインド家庭料理 レカの詳細
営業時間
ランチ 11:30~15:00
ディナー 18:00~21:30
定休日:月曜日
住所・お店への行き方
東京都江戸川区東葛西6-23-11
今回降りるのは葛西駅の南口。
大通りを南に向かって歩き、TSUTAYAがある通りで左折します。
そのまままっすぐ歩きます。
この病院とセブンイレブンの間で左折。
本当にこんな住宅街に、お店があるのかよ。
おや、このテラスは……?
ありました。
子供連れ客への対応
おもちゃがいっぱいおいてあり、子供連れに対してもばっちりです。
ランチ・女子会に使えるか
駅からちょっと遠いのが難点でしょうか。ただ、レカさんはヘルシーさも売りにしているので、女性向けだと思います。
まとめ
異文化交流のできるお店です。味でも、他の面でも。インドの家庭料理を味わいたい人、もっと深くインドを知りたい人におすすめです。