こんにちは。西葛西ドットコムの火鍋担当(今日新たに肩書を追加しました)兼編集長の河田です。
2018年12月15日、西葛西に本格派の火鍋店がオープンしたという情報を聞きつけました。これは火鍋担当としてはできる限り早く来店せねば。
ということで早速「重慶火鍋専門店樓上(じゅうけいひなべせんもんてん・ろうじょう)」にお邪魔してランチを頂いてきました。
もくじ
来店前に把握している情報
何を隠そう、火鍋担当を名乗る私は火鍋大好きなんですよね。特にこの「重慶」と呼ばれる地方のマーラー火鍋が大好きで、二か月に一度くらいは某数か月待ちの火鍋店に足を運ぶほど火鍋にハマっています。
そもそも火鍋ってなんやねんって話なんですが、すごいわかりやすく言うと、辛くて唐辛子満載で山椒とかが効いてる鍋です。真っ赤な奴です。それの一番最強クラスに辛いやつが重慶火鍋です。
※ちなみに重慶とは中国の地名で、北京や上海からもこんなに離れた内陸の地方です。
そして、そんな火鍋が西葛西に彗星のようにオープンしたと。来店前の情報は以上。これだけ知れればあとは行くのみ。
重慶火鍋専門店樓上の感想
お店の外観
お店は西葛西から徒歩1分、ビルの6階です。
エレベーターを降りるといきなりこの看板がお出迎えし、同時に火鍋独特の薬膳の香りがフロア全体を包み込んでいます。心構えがないと「えwヤバイところに来ちゃった汗汗」となりかねませんのでお気を付けください。
では中に進んでみましょう。
店内の雰囲気
オープンしたてのお店ということで、店内はすっきりキレイに改装されています。テーブルは4名掛けと6名掛けがあり、30~40席くらいでしょうか。
テーブル中央には火鍋専用の鍋がセットされています。
厨房の様子。顔は見えませんが、半オープンキッチンになっていて中の様子が見えます。
テーブルに目をやると、イカツイ龍の取っ手がついた鍋。「こんなのどこに売ってるんだろうねー」なんて話をしながら、あとで聞いたところほとんどの鍋や箸、つけ汁など中国から取り寄せているようです。本格派すぎる。
こ、これは日本人の作る代物ではない。
中国アイテムネタでいくと、
これ、なんだかわかりますかね?
10cmくらい。
箸にしては短すぎるけど、何か棒状のものが二本入っている・・・。
開けるとこんな木の棒が出てくるのですが、どうして良いかわからない。これで鍋をつつけと言うのか・・・。負傷者多数の気配しかない・・・。
オロオロしていると店員さんが近寄ってきて教えてくれましたが、
この中途半端なサイズの箸の先に、先ほどの木の棒を合体させることで、
このように正しい箸に進化を遂げるようですw
な、なげぇw
ちなみに、
この謎の袋も着席と同時にテーブル上にセットされるのですが、この一見漢方薬だか胃薬だかに見える袋からは、ビニール製の前掛けが出てきますw(色々わからない上に漢字ばっかりで正解わからないのでドンドン店員さんに聞きましょうw)
重慶火鍋専門店樓上のメニュー
メニューはこんな感じです。
まずオシドリ鍋、九宮格、小鍋から鍋をチョイスします。
オシドリ鍋は二色にわかれている鍋で、スープを2種類選べます。今回は火鍋を食べにきたわけですから、当然1つはマーラースープ。もう1つは優しい目の三鮮スープ(パイタンスープみたいな白いやつ)。
九宮格はマーラースープ一色という辛いもの大好き芸人しか勝負を挑んではいけない本気モードの鍋です。小鍋はオシドリ鍋を小さくしたおひとり様専用の鍋ですね。
残りの半分はこんな感じです。
面白いのが、この1枚のメニュー表とマジックが置いてあり、ここに数量を記入して提出して注文完了というシステムになっています。
ドリンクメニュー。
生ビールはサッポロ、瓶ビールはアサヒです。
裏を見ると、その名の通り裏メニューがあります。
今日はお昼でしたので、お酒は頼まず食事メニューのみを注文。今日注文したのは、
- 豚肩ロース×2
- 上質ラム肉
- チンゲン菜
- 白菜
- パクチー
- 冬瓜
- 手作り肉団子
- 豆腐
- 白米
これくらいで、男3人お腹いっぱいでした。それぞれのボリュームがまぁまぁあるので少人数で行くときは様子を見ながら頼みましょう。
重慶火鍋を実食
さて前置きが長くなりましたが、やっと食べて行きましょう重慶火鍋。
ぬおぉぉぉ
見るだけでお腹が痛くなるほどの赤。沸騰するとマジでマグマみたいなマーラー火鍋がこちらを見つめています。
ちなみに火鍋を食べる時のタレは好みが色々と分かれるみたいなんですが、基本となるのは
このようなゴマ油(みたいなやつ)をお皿に注いで、特製のタレとネギを入れて食べます。
ここまではメニューの「アブラソース(150円)」を注文すればもらうことができて、その他トッピングについては「アブラ台(350円)」の方を注文すると色々調合することができます。
アブラ台の顔ぶれ。何がなんだかよくわからないので次回は全部試してみたい。
そうこうしていると、注文したメニューが次々と到着してきました。
こちらが豚肩ロース一人前(850円)
上質ラム肉(890円)。嫌な臭みはなし。
白菜(280円)。めちゃくちゃ辛さがしみ込んで強烈。
豆腐(280円)&チンゲン菜(320円)。
豆腐は結構種類があったので今後また挑戦してみたいですね。
冬瓜(350円)。トロトロに柔らかくなるまで煮込みましょう。
パクチー(580円)。なかなか男らしい切りっぷり。これは肉とともに行きます。
肉団子(890円)形が崩れないように上手に鍋に落としましょう。
役者はそろったので、あとはこれらの食材を、
この中にぶちこんで、
アブラソースにつけて、
頂くわけですが、火鍋初体験のあなた。
注意してかからないと、この豚肉をはじめて口に入れたその瞬間、92%くらいの高確率でムセます。
編集部も残り8%に生き残ることはできず、「ぐぉっっっ、ごほっ、ゴホッゴホッ!!!ぐええほぉっぉ!!」と言いながら頂きました。
しかしこれが美味い。辛いだけじゃない。
辛さの中に甘さも潜んでおり、薬膳系の痺れやらダシも効いており、とりあえず美味い。
そして同時にあふれ出る滝汗。
特にこの、
野菜系は最強にヤバイ。辛い。何度も火鍋を食べている火鍋担当の私でもたくさんアブラソースをつけて中和しないとコイツはダメw辛すぎw
こちらが途中の様子。何度も見ても辛そう。
沸騰バージョン、完全にマグマ。溶岩原人が出てきそう。
ひぃひぃ言いながら汗ダラダラで食べながらドリンクメニューを見つめると、「冬瓜茶(トウガンチャ)」「王老吉(ワンラオジー)」「旺仔牛奶(ワンザイミルク)」という何やら怪しげなメニューを発見。
これは頼まぬわけにはいかんということで、さっそく冬瓜茶と旺仔牛奶を注文。
届いたのがこちら。
なかなかオチャメなイラストが描かれた缶ジュース。
飲んでみると、なんだろう、甘い牛乳というか、カレー屋さんで良く見るチャイみたいな感じですかね。ビックルとかそっち系で、中国人なら知らない人はいないレベルの飲み物だそうですw
続いて冬瓜茶。
こちらは、一口飲んでみると、とにかく甘い。本当に甘い。
しかしどこか懐かしい。。。
はるか昔に飲んだことがあるような味が・・・。
はっ!!!
これは!!
とうきびチョコともろこし輪太郎を足して2で割ったような味がw
とにかく、懐かしい何かの味がする・・・。是非来店の際は冬瓜茶に挑戦して味の感想をコメント頂きたいものです。
たぶん、辛い鍋を食べてるからドリンクくらいは甘くしてバランス取る感じなんでしょうね、たしかに甘いの欲しくなります。
さてさて、レポも長くなってまいりましたが、今回の樓上さんでも西葛西ドットコム限定のクーポンを頂くことができましたので内容をご紹介します!
重慶火鍋専門店樓上のクーポン情報
樓上のクーポンですが、「何かその時に旬なもの一品」というお楽しみ要素もありお得感も満載の内容を頂くことができました!
しかも、さっそく当日から提供してくれましたw
店主の矢澤さん、スタッフさん、ありがとうございます!
こちらがクーポンメニューとして急遽提供してくれたカニカマ。
これがまた美味いw
カニカマの割にと言ったらカニカマに失礼ですが、思いのほか蟹の風味がして美味しかったです。
クーポンの取得方法は、西葛西ドットコムのLINE@に登録して、「クーポン」と送信してもらえると自動で発行されます。よろしくどうぞ。
重慶火鍋専門店樓上の店主矢澤さん
この樓上さん、本当に突然西葛西にオープンしたわけですが、いったいどんな方がオーナーなのか?気になります。
そこで、いつものようにしんじぃが店員さんに話しかけると、「私がオーナーです」と話してくれたこの方が、店主の矢澤さんです!
中国の出身で、ご自身も重慶火鍋が大好きなことからお店をやりたい!と思い立ちサラリーマンをやめてこの西葛西に火鍋専門店をオープンさせたそうです。
ちなみに日本には2012年から住んでいて、お爺さんが日本人だそうです。ご本人もスタッフさんもですが、普通に日本語堪能です。
まだ27歳とお若いのにスゴイ!
重慶火鍋専門店樓上の詳細
営業時間
営業時間:AM11:00~PM23:00
とのことですが、まだオープンまもなく今後時間変更になる可能性はありそうとのことでした。変更があり次第サイトでも修正かけていくようにします。
アクセス・行き方
住所:東京都江戸川区西葛西5-5-17 西葛西駅前ビル6F
こちらお店の名刺裏に記載されている地図ですが、北口を出たところから改めて案内しますと、
まず駅北口を出て、正面右手の方向にあるりそな銀行とみずほ銀行の間の通りへ進みます。
ちょうど画像で白い車が停まっているあたりですね。パチンコ店のSANSAさんを過ぎて、次の保険屋さんのお店を過ぎたところの左手のビルです。
真下から見たビル。
1階の店舗看板。
奥に進むと、(酒和っ家さんは現在閉店して別の居酒屋さんになってます)エレベーターがあり、
6階に進むと薬膳臭の漂うフロアに降り立ちます。
子供連れや女子会利用
座敷や子供用イスは一切ないので、子連れは少し厳しいお店ですね。臭いもすごいですし、基本辛いお店なので食べるものも選ばないとです。
女性の方は辛いの好きな方も多いので、女子会にはありですね。ちなみに全面喫煙可能で一言いえば灰皿を用意してくれます。
ちなみにですが、大人3人お腹いっぱいまで食べてお会計9,000円いかないくらいでした。夜に来て飲んだら1人5,000円くらいかな。ランチで一人3,000円と考えたらちょっと贅沢でしたが、夜のメニューと変わらないのでそう考えたら特に高い感じはしないですね。
感想のまとめ
一言でまとめると、ここは中国ですね。重慶市です。
今日はランチでお邪魔しましたが、自分達以外に来店したお客さんは全部で4組。全部中国人の方です。厨房とのやり取りにも中国語が飛び交い、スタッフさんも恐らく全員中国出身です。他のお客さんは小慣れた感じでタレを調合してましたw
ただ、スタッフの方はみなさん日本語堪能ですし、とても親切に接客してくれます。卓上にあるものはメニュー以外ほぼ漢字表記なので何が書いてあるかわかりませんが、使い方なんかは聞けば丁寧に教えてくれます。
そして何より火鍋が美味い。火鍋って中毒性がある料理だと思うので、これはハマる人多いんじゃないでしょうか。とりあえず僕はまた近いうちに来ます。次は是非ビールと一緒に流し込みたいので、夜に。
ではでは!