西葛西で夢や目標を実現する！西葛西唯一の上場企業レントラックス会長インタビュー

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株式会社レントラックスは西葛西唯一の上場企業。上場企業は江戸川区内全体でも2社のみ。（もう一社はドンキホーテさんの関連会社）今回はレントラックスの若き会長・金子英司氏にインタビュー。何故、西葛西という街で起業するに至ったか、起業や上場までの経緯、これからの展望など様々なお話を伺ってきました。

株式会社レントラックス会長・金子英司氏インタビュー
株式会社レントラックス会社概要
- 所在地・連絡先
- 事業内容

株式会社レントラックス会長・金子英司氏インタビュー

西葛西唯一の上場企業レントラックスってどんな会社？

カジュアルなスタイルと人懐っこい笑顔。気さくな微笑みで出迎えてくれたレントラックス会長の金子英司氏。上場企業の会長というイメージとは程遠い。もっとかしこまった雰囲気の対談を予想していただけに、ほっと一息つく西葛西ドットコムの面々。今回は、西葛西ドットコム編集長の河田憲二と事務局長を努めるしんじぃ、ライターの天野(miyu）の3人でお話を伺ってきました。

株式会社レントラックス会長・金子英司氏。

西葛西唯一の上場企業レントラックス。その存在は知っていても、どんな事業を行っている会社なのかは知らない。そんな方もいらっしゃるのでは。始めに、レントラックスの事業内容をご説明いただくことに。

「クローズドのアフィリエイトサービスの運営を行っています。簡単にいうとアフィリエイターさんと広告主さんを仲介するASP業ですね」

アフィリエイトとは自身のブログやホームページに広告を掲載し、その広告を見た人が商品を購入すると報酬が貰える仕組みの『成功報酬型広告』そして、アフィリエイターとはアフィリエイトで収入を得ている方たちのこと。ブログなどのメディアを運営するアフィリエイターと、メディアに広告を掲載したい企業をマッチングするのがレントラックスの役割。

「日本のアフィリエイター人口はおおよそ300万人～500万人といわれています。その中で約3万人程のアフィリエイター様にご登録いただいています」

全体のアフィリエイター人口からすると3万人の数字は決して多くはない。通常のASPの場合は、アフィリエイターは誰でも簡単に登録が可能。けれど、レントラックスは紹介制となっており、紹介がなければ登録することができないためだ。会員を厳選することで、質の高いサービスを提供しているのだそう。「インスタグラマーやユーチューバーの方の登録も増えていますね」近年では、インスタグラムやyoutubeを通して広告収入を得ている方も多く、その仕組みはアフィリエイトと同じ。登録者の中には、強い影響力を持つインフルエンサーも少なくない。

「アフィリエイトサービスが主体ですが、WEBのコンサルティングやWEBサイトの企画・運営なども行っています。それから、海外にいくつか子会社を置いているのですが、インドネシアではバティックという民族衣装の販売をしています」と金子氏。レントラックスの理念は『インターネットを駆使し、人々に適切な情報を提供し、便利さを提供する』こと。インターネットメディア事業全般を展開するほか、国内のみならず海外にも進出。世界各国で地域の特色を活かした事業も幅広く手がけているのだそう。

アットホームな社風が魅力！西葛西らしい上場企業

「生まれは練馬区です。隣の東葛西には2000年から18年くらい住んでいて、2005年からは西葛西に会社を置いて13年になります。」西葛西で起業したキッカケを尋ねると、当時住んでいた東葛西から近かったからと。起業前は、茅場町にある会社に勤務していたそうで東西線で一本の葛西駅近くに越してきたのが2000年のこと。

「それから、西葛西という街が好きだからというのもあります。雰囲気が好きなんです」生まれも育ちも練馬区の金子氏にとって、アットホームな雰囲気の西葛西は地元と同じく安らげる場所。「お店が多いというのも魅力でした。飲食店も多いし、金融機関もほとんど揃っているので、ここだけですべてが成り立つんです」都心のビジネス街にも直ぐに出られるアクセスの良さと利便性、そして落ち着いた雰囲気が西葛西に拠点を置く決め手となったのだそう。

「最初はワンルームのマンションを仕事場にしていました」起業前に勤めていた会社で、マーケティングの広告を担当することになり、アフィリエイトと出会った金子氏。これは将来的になくなることのないビジネスモデルだと確信し、2005年8月に個人事業主として開業。2005年12月にレントラックスの前身である株式会社コエルを設立。なんと起業当初から上場を視野に入れていたのだという。「そうですね。視野に入れていたというより、上場するために上場したいメンバーを集めて起業しました」

西葛西のワンルームから上場という目的に向かって駆け出した金子氏。金子氏含む6人のメンバーから徐々に人員が増え、2LDKのマンションに拠点を移動。現在レントラックスの本社を置く、このビルに移転したのが2008年9月のこと。「この5階のフロアのほかに2階のフロアもうちで借りています。将来は自社ビルを建てたいですね」とさらなる展望を語る。

自社ビルを建てるにしても、西葛西から拠点を移すことは考えていないのだという。「うちはパート・アルバイトを含め100名ほどのメンバーが在籍しているのですが、そのほとんどが西葛西周辺に住んでいるんです。だから西葛西から移動するということは考えられませんね」と明るい笑顔。社員やパート・アルバイトの方たちをメンバーと呼ぶ金子氏。朗らかな人柄が覗える。社内は西葛西の街と同様にアットホームな雰囲気だ。

「福利厚生もしっかり整っているし、出勤も比較的自由なので子供がいても働きやすいので助かっています」、「都心に行かなくても近所で働けるのがいいですね」とパートの方々。場合によっては在宅でのリモートワークも可能と、自由度が高い。事業拡大に伴い、まだまだ人員の募集を行っているそう。ご近所にお住まいの方は是非！

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地域社会との共栄共存　西葛西の街と共に

インタビュー中、終始にこやかで穏やかな表情を浮かべる金子氏。地域や業界を盛り上げてゆくため、西葛西の街にも貢献したいのだという。「西葛西の街が好きというのもありますが、地域や業界が盛り上がらなければ私たちも盛り上がりません」楽しい会社にすることで地域の人たちに喜んでもらい、同時に多方面から注目を集められたらと。「だから自社ビルを建てたら、社内にトレーニングルームを作ったり、屋上にプールを作ったりしたいんです。賃貸だとできないことも多いので。シャワールームも作りたいですね。」業界活性化のためにも会社の経営者が見学に来るような設備を整えたいのだそう。地域の学校と提携してインターンを募集する計画も進んでいるのだとか。

「西葛西は本当に住みやすい街だと思います。電車だけでなく、車のアクセスもいいんです。成田や羽田にも出やすいしディズニーランドも近い。公園も多いし、子どもの手当も充実しているので結婚しても暮らしやすいと思います」西葛西で大きな夢を現実にした金子氏。「起業するのにも向いている街ですね。都心と違って家賃も安いし、500円位でランチが食べられるお店もたくさんあるので、起業にあたり、地方から上京を考えている方にも最適な場所だと思います。一緒に地域を盛り上げていければ嬉しいですね」

「それから、西葛西で大規模なお祭りが開催できればと考えています」金子氏が生まれ育った練馬区近辺では大きなお祭りが多かったのだそう。「西葛西では小さなお祭りはあっても規模の大きなものがないので、自分の子どもや地域の子どもたちに喜んでもらえるお祭りを開催できたらと」今後の目標も語って頂いた。

アフィリエイターの方に向けてのメッセージ

株式会社レントラックス会長・金子英司氏と西葛西ドットコム編集長河田憲二。Anything・GROWTH POWER はレントラックス子会社

アフィリエイトは努力が報われるまでに時間がかかるため、成果が出る前に止めてしまう人が多いのだという。自身もアフィリエイトの会社を運営する西葛西ドットコム編集長の河田が、アフィリエイターに向けてエールを送って頂きたいとお願いすると「今が厳しくても、諦めないでほしいですね。止めないでやり続けてほしいです」と金子氏。

「直ぐに成果が出るわけではないので、生活が安定しないなどの悩みも出てくると思います。けれどこの仕事はどこにいてもできます。会社に勤めながら副業でも続けることができるのも魅力だと思います。専業が難しくても副業で続けていくことが成果に繋がるはずです。とにかく諦めないでほしいですね」

金子氏も元々はひとりのアフィリエイター。開業当時から常に5つの目標を持つことにしていたのだという。いつまでに何をしたいという計画を立てて、それがひとつ叶うとひとつ追加する。西葛西でのお祭りの開催もその５つの目標のひとつなんだとか。

「開業時に立てた５つの目標は全て達成することができました。起業から3年以内で上場するつもりでしたが、実際は10年かかってしまいました。でも諦めないで続けたからこその結果だと思います」

レントラックスの起業当時のお話からこれからの展望、アフィリエイターの方へのメッセージまで。長いお時間お付き合い頂きありがとうございました。